2ヶ月待ち、漸く昨年(2008年)の7月に初診を受けることが出来ました。
待ちにまったという感じで予約をした心療内科に行ったわけですが・・・がっかり。
結論から言ってしまうと、『低周波音』に『心療内科医』は全く役に立たないということが分かっただけでした。
まず自分の症状を話した後に、以前日記にも書きましたが、『偏頭痛』の薬を病院で処方して貰った時に薬剤師の方に説明を受けたことを言いました。
『偏頭痛』の薬は元々抗うつ剤で、偏頭痛の患者に抗うつ剤を飲ませてみたら効いたのでそこから研究開発が進んだ薬だったという話です。
この話に大変驚いたように目を見開いて『そんな話は今初めて聞いた』と言われた時、私は心底がっかりしました。
仮にも心療内科なのですから取り扱う薬がどこにどのような作用をもたらし、効果を得ることが出来るということを熟知しているものだと思っていた私が間違っていました。
耳のことは耳鼻科の先生の方が詳しいからそちらに相談するべきともいい、挙句に『低周波音とはどんな音なのか』と逆に私に聞いてきたのです。
『低周波音』は振動であって実際耳で聞いているわけではないのですから耳鼻科に行っても無駄だろうということは素人の私にも分かることをです。
『眠れない』というところにだけ反応を示されて睡眠薬を処方し合う薬を探しましょうということになりました。
私があまり上手く説明出来なかったということもありますが、自分の都合の良いように型に嵌め込んで回答をしているという感じがしました。
私は『眠りたい』のではなく『低周波音』が聞こえて眠れないので『低周波音が聞こえないように』なりたかったのです。
ストレス起因で本来聞こえなかったはずの音が聞こえはじめたわけなのですから、ストレスでどこか磨耗してしまっている神経を緩和させるような薬が欲しかったのです。
『心療内科』ではなく『神経内科』に行けばよかったのかもしれませんが。
結局2度ほど通いましたが、お金の無駄だと思い通院を止めました。
診察時間5分(初回は20分くらいでしたが)で2600円くらい掛かったのですよ。
勿論薬代は別です。
それが週一となってくると・・・という感じで。
勿体無いですよね。
『低周波音』は鳴り止みませんでしたが、一時ほどではなくなったこともあり、そのまま市販の漢方薬を飲みつつストレスを回避し続けることに決めたのでした。